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NEW CD 2010年 2月17日発売 「491 Street」




491 Street



1.Permit Me To Introduce You To Yourself
2.It's All In MySoul
3.491 Street
4.Inner City Bl
ues
5.St.Vitus Dance
6.More Today Than Yesterday
7.Have A Talk With God
8.Knock On Wood
9.My Girl
10.Put It Where You Want It
11.Me And Mrs. Jones



  

 僕が自らライナーノーツを書くのはこのアルバムが特殊であり、現時点でのザ・ソウル・ミーティングの集大成でもあり、第三者では説明困難かも知れないと思ったからです。


昔から好きだったソウル・ナンバーを色々取り入れるためヴォーカルを入れたのも、そして全員で歌った(歌と言わないかも‥)のもジャズのバンドとしては珍しく、もしかしたら賛否両論になるかも知れません。

普段は僕を始めメンバー全員、色々なスタイルのジャズを演奏していますが、いざソウルミーティングのステージとなると皆一体となって、このスタイルという気持ちで臨んでます。

テナー・サックスのQ・いしかわは、みんなにQさんという愛称で呼ばれてますが、もう80歳に近い歳になります。根っからのバンドマンで、存在するだけでみんながにこやかになるキャラクターを持っています。もう10年以上の付き合いになるでしょう。

このアルバムでは、僕がイメージしてるQさんの魅力がたっぷり出るように選曲しました。ハモンド・オルガンを弾いてる西川直人はまだ30才になったばかり、これから更に期待ができる素晴らしいプレイヤーです。

僕のバンドはオルガン・プレイヤーが酒井潮、宇多慶記、金子雄太、中村新史と変わりましたが西川直人が入ってから4年くらいたちます。ハッタリがなく真面目なプレイなので、将来必ず日本を代表するプレイヤーになることでしょう。

ドラムを担当してる吉岡大輔とは以前にもー緒にやったことありますが、レギュラーとしてはまだ1年ちょっとです。日本人離れした、素晴らしいリズム感とセンスを持ってます。コンテンポラリーなジャズも得意ですが、8ビートをこれだけグルーヴさせることができるのは彼しかいません。実を言うと、今回レコーディングしようと思ったのは彼のドラミングの影響からです。

そして今回のアルバムのコンセプトには、どうしてもヴォーカルが欲しかったので、ピッタリの歌手浅田尚美に参加してもらいました。彼女は今ではボサノヴァとかスタンダードを中心に歌ってますが、もともとはソウルシンガーです。またソウル・ミーティングの準レギュラー・メンバーでもあるので迷わずに抜擢しました。

ここでギターフアンのために付け加えておきますが、今回僕が使用した楽器はギブソンのバードランドとデュアンジェリコのニューヨーカー、アンプはフェンダーのデラックス・リヴアーブです。レコーディングマイクは固めの音になるものを使いました。


<曲目>

1.Permit Me To Introduce You To Yourself
 ホレス・シルヴァーの曲でもともと歌詞がついてますが、ここではインストにしました。これからソウルミーティングの世界が始まるよというような雰囲気にピッタリなので1曲目に持ってきました。

2.It's All In My Soul
 僕のオーリジナルで前にもレコーディングしてますが、Qさんのテナーで歌って欲しいと思い、別のアレンジで仕上げました。

3.491 Street
 これも僕のオリジナルで、今回のレコーディングのために書いた曲。アルバムのタイトル・チューンでもあります。

4.Inner City Blues
 マーヴイン・ゲイが歌った有名な曲です。なので、最後はホワッツ・ゴーイン・オンのフレーズを持ってきました。

5.St.Vitus Dance
 1曲目と同じくホレス・シルヴァーの曲です。なにしろ僕はホレス・シルヴァーが大好きなんで……

6.More Today Than Yesterday
 パティ・オースチンがヒットさせた曲ですが、チャールズ・アーランド、シャーリー・スコットなどのオルガンプレイヤーが好んで取り上げています。

7.Have A Talk With God
 ステイヴイー・ワンダーの曲で、キー・オヴ・ライフに入つてます。

8.Knock On Wood
 誰でも聞いたことあるR&Bの名曲。4ビートでやつてみました。

9.My Girl
 これも誰でも聞いたことあるR&Bの名曲。テンプテーションズが大ヒットさせたのは皆さんご存知ですよね。

10.Put It Where You Want It
 クルセイダーズの曲ですが、ギターのために書かれたような感じがします。最後に全員でコーラスをダビングしてみました。楽しかったな。

11.Me And Mrs. Jones
 このアルバムに絶対収録したかった曲です。ビリー・ポールの歌を参考にしましたが、彼は実に素晴らしい歌い方してると思います。

色々なジャズがあるけれど、どんな人でも楽しめる、踊りたくなる、泣きたくなる、そういうプレイをするのが僕の目標です。このアルバムもそういうコンセプトで録音しました。

ファンのみなさんありがとう!

高嶋 宏




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